中小企業診断士 越澤です。
いろいろな内部事情があるんでしょうけど、あっけなく終了してたプロジェクトXの後番組、「プロフェッショナル」を見ました。かなり単純明快な構成に仕上がっておりますが、人と人のつながりという点においてコンサルティングへの気づきも多いですね。 本日は弁護士の宇都宮健児さん、ヤミ金融からオウムまで、面倒で時間がかかる割に儲からない仕事に積極的に携わっている方。東大中退して早々と弁護士になった頭の良い方ながら人付き合いの拙さ、営業力のなさで「イソ弁」(雇われの居候弁護士)もくびになり一時は途方に暮れてたとか。そんななか「誰もやらない仕事」=サラ金問題に関与するようになり自分の進むべき道を見つけたのでした。 「資格」を持っている人に「やっと天職を見つけられたんですね」というのもなぁ、と一瞬思いましたが、「いや、それこそが今の自分に欠落している部分なのだあ!」と膝をポンと。 年収をしつこく聴く女性アナウンサーに「それを言わせちゃぁ..興ざめじゃん」と思いつつ、かなりタイプだから許すぞ、美紀ちゃん! 寒空のなかホームレスとの2時間におよぶ相談活動をする先生に、家族内感染とはいえインフルエンザで関節痛、頭痛に悩まされる緊張感のなさにも深く反省いたしました。 #
by mastacos
| 2006-02-07 22:09
| 雑談
中小企業診断士越澤です。
ちょっとご無沙汰してしまいすいません。忙しい&意思疎通が.....(苦笑) 本日の仕事 午前~午後 総額人件費管理に関してのご提案、資料作成とプレゼン 今日の北日本新聞朝刊より転載ですが 『◆ 基本計画を早期策定 富山市、中心部活性化で 政府がいまの通常国会に提出する中心市街地活性化法の改正案をにらみ、富山市は新年 度から具体的な活性化策などを盛り込んだ基本計画の策定に着手、全国の認定第一号を目 指す。認定されれば、国の手厚い補助メニューが使えるようになるためで、市は西武富山 店の閉店など空洞化が懸念される中心部再生やコンパクトなまちづくりへの起爆剤にした い考えだ。』 私事で恐縮ですが、学生時代は西町(にしちょう=富山市の中心市街地)に行くのは何よりも楽しみでした。幼い頃は市電(=富山の路面電車)で、すこし大きくなると自転車で、おもちゃ~レコード、ギターの弦(私の場合は特に)~参考書などよく買いに行ったものです。まだデパートの食堂も非常に魅力的なころでした。幼稚園の時、いまは亡きタイヨーデパートの食堂で初めて「ピラフ」なるものを食べた日のことはいまでも鮮明に覚えています。また今から20年以上も前、私が富山を離れる前年ころでもまだ中心市街地のアーケード街は自転車で走るにはちょっとつらい、危ない、くらいの賑やかさ、人ごみだったと思いますが統計的にもそのころに比べ4分の1程度の歩行者通行量でしかないようです。確かに寂しい。 そして現在。あと数年でキーテナントである大型店が新装され、さぁこれからというときの別大型店の撤退だけにかなりの衝撃だったわけですが、この改正案の認定による「大店立地法に基づく煩雑な出店手続きの免除」や「財政支援」などにより活性化の勢いを衰えさせたくないところであります。 しかし撤退する店舗にしても、富山にはあまりない独自のブランドや商品を充分に持っていたわけですから、仮に再出店が早期に決定したとしても、これまでの「キーテナントとしての魅力・店舗力」以上に、「中心市街地全体としての連携」が必要であり、具体的に「共同販促の企画実施」「商品・ブランド面での棲み分け」「あらたなイメージ、情報発信と住民参加の場づくり」「地域ブランド創出」など取組んでいきたいところです。私自身も主体的に参画できないかと模索中です。 #
by mastacos
| 2006-02-06 18:13
| コンサルの仕事
中小企業診断士 越澤です。
本日の仕事 9:00 販売促進支援先のアクションプラン修正 13:00 ISOコンサル(品質マニュアル精査で追い込み続く) 1月決算の企業で来期のアクションプラン作成が大詰めです。 昨日のニュースになってしまいましたが(苦笑)興味を引いたのが 【カルピスの前期純利益、最高の31億円・年2円増配(2006/01/26 07:00)】 カルピスの2005年12月期の連結純利益は前の期比7%増の31億円強となり、過去最高益を更新したようだ。従来予想は28億円。主力の「カルピス」飲料は計画どおりに推移。砂糖価格の上昇など原料高が利益を圧迫したが、コスト削減で吸収した。連結配当性向30%を目安にしており、年間配当を前の期比2円増の12円に増やす見通し。 連結売上高は前の期比横ばいの1230億円弱になったもよう。従来予想を10億円程度下回る。飲料事業は清涼飲料「カルピスウォーター」が3%増、「エビアン」は12%増と好調。寒波の影響で「ほっとレモン」など高温飲料も伸びた。一方、健康機能性飲料・食品事業は「アミールS」を中心に販売不振で2割減少、全体の足を引っ張った。[1月26日/日本経済新聞 朝刊] ご存知の通り、いわゆる「カルピス」(自分で水で薄めて飲む方)1919年(大正8年)の7月7日の発売以来、驚異的なロングセラーを続け、なんと濃縮乳酸菌飲料でシェア9割、お中元にもらって子供が一番うれしいものでしたね。しかし頑な「一社一品主義」に反して飲料製品の多様化、競合激化の市場環境で厳しい時期もあったようですが(個人的にもあんまり飲まない時期がありました)91年発売の「カルピスウォーター」がビッグヒット、多角化の主軸となり、その後も味の素との資本提携や健康機能性飲料、酒類,食品、そして微生物活用事業などの多角化を図っています。果汁飲料「ウエルチ」やミネラルウォーター「エビアン」も販売してますね。 実際いわゆる薄めて飲む「カルピス」などの「コンク飲料」は飲料食品事業売上の17%程度のシェア,売上全体の16%程度、一方「カルピスウォーター」「カルピスソーダ」「ウエルチ」「エビアン」などの「ストレート飲料」は飲料食品事業売上の70%超、売上全体の65%前後とこちらのほうが主力事業となっています。 ストレート飲料への進出に関しては「カルピス」ブランドの浸透度、強みがあったからこそであり、そして既存の技術力,販路を活用した関連多角化の成功例ということですね。 とはいえ次世代を担うべき「アミールS」などの健康機能性飲料分野はまだ売上構成比8%程度と、早期の基盤事業への育成が鍵ですね。参考までにカルピスHPでいろいろな情報が開示されています。一番気になったのが「カルピスバター」の存在、相当うまそうです。 #
by mastacos
| 2006-01-27 18:20
| 雑談
中小企業診断士 越澤です。
本日の仕事 9:00 ISOコンサル(品質マニュアル精査で追い込み続く) 17:00 販売促進支援先の来期販売目標策定とアクションプラン検討 連日の朝からのコンサルで不謹慎にも睡魔が襲ってきました。そんな時は座ったまま足を浮かせ腹筋を使うようにしつつ眠気を吹っ飛ばしています。正月のぜい肉も一緒に吹っ飛べば一石二鳥です。明日の打合せ用資料の締め切りがぁあ、ということで今日はこの辺で。 #
by mastacos
| 2006-01-25 20:25
| コンサルの仕事
中小企業診断士 越澤です。
本日の仕事 9:00 ISOコンサル(品質マニュアル精査で追い込み) 15:00 ISOコンサル先の集金 17:00 提携システム構築会社との営業連携打合せ 今日のドラッカー(「ドラッカー365の金言」より) 1月24日: 「自らの強みを知り、それをいかに強化するかを知り かつ自らの出来ないことを知りことが継続学習の鍵である」 自社の経営資源を顧みず無謀な夢を追う経営者も多いですね。 診断士受験を経験すると、真っ先にやコアコンピタンス(企業が持っている他社にはない本質的な「強み」)やSWOT分析といった単語が思い浮かびます。 SWOT分析とは外部環境を機会(Opportunity)と脅威(Threat)、内部資源を強み(Strength)と弱み(Weakness)に分けて企業の全体的な評価・分析を行うことです。 外部環境は経済状況や技術革新、法規制などの「マクロ要因」と、自社の顧客や競合他社との関係、期待される機会といった「ミクロ要因」の切口で、また内部資源は、自社が保有する、人材、インフラ、金、技術、IT環境、情報、ネットワークなどの観点で分析していきます。 さらにそれぞれを2次元の視点で 1.事業機会に自社の強みを投入し積極的展開を図る(「機会」×「強み」) 2.他社には脅威で進出できない市場を自社の強みで事業機会にし差別化を図る(「脅威」×「強み」) 3.事業機会を逸しないために自社のボトルネックを克服、段階的攻勢を図る(「機会」×「弱み」) 4.脅威と弱みで最悪の状況にならないように守りを強化もしくは早期撤退を検討(「脅威」×「弱み」) と攻めと守りの具体的な戦略を明確にします。 ということで簡単に自社の置かれている状況を分析するには便利なツールですが、経営革新はもちろん、ここがスタート地点です。ご相談お待ちしております。 #
by mastacos
| 2006-01-24 20:12
| コンサルの仕事
中小企業診断士 越澤です。
本日の仕事 9:00 ISOコンサル 13:00 販売促進支援コンサル 「虚業」という言葉がマスコミに取り上げられていますが、それでは虚業とは? 私、かつては虚業といわれる「呼び屋」(コンサート制作、イベンター)の仕事もしておりましたが、簡単に言えば「実業」の反意語。では「実業」とは?調べてみると、福沢諭吉が「実学即実業」と唱え、実業という言葉を「実学を修得して独立進取の気性を身につけた経済主体の主体的・実践的な営為」(渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センターHPより) と定義したとか。つまり、何かに依存するのではなく、主体性があり、実践的でしかも生産性がないと、それは「虚業」ということになります。うーん、まだ実業になっていない.... #
by mastacos
| 2006-01-23 23:37
| コンサルの仕事
中小企業診断士 越澤です。
本日の予定 9:00 中間営業会議 11:00 HPリニューアルの件で打合せ 13:00 経営支援などの関与先紹介依頼の件で銀行へ 夜 販促イベントのご提案など 昨日のコンサル先で経営者の方とお話していて、この仕事、究極的には「継続的なコミュニケーション」だなと痛感しました。まさしく「人の心は水物」で現状維持では後追いコンサルになってしまいます。 水かぁ、と思って調べてみると 「行雲流水」=漂う雲と流れる水のように、いろいろな変化に対応する柔軟性が必要。 「君子交淡若水」=水の流れの如く、絶えることなく永く変わらない交際をするとともに、お互いの領域を認識して、失礼な付き合いをしない。 「渇不飲盗泉之水」=たとえ仕事がなくても不正はしない、自分の正義に背かない 「背水之陣」=失敗すれば滅びる覚悟で業務に望むこと 「上善如水」=一仕事終えた後の酒は水のようにうまい!(かなり「我田引水」な意訳) 極めつけは 「如水五訓」(戦国武将で大分中津城主 黒田如水の人生訓) ・自ら活動し他を動かしむるは水なり ・常に己の進路を求めて止まらざるは水なり ・障害に逢ひて激しく其勢を百倍し得るは水なり ・自ら潔らかにして他の汚を洗ひ清濁併せ容るるの量あるは水なり ・洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり雪と変し霰(あられ)と なり凝ては玲瓏(れいろう)たる鏡となり其性を失はざるは水なり そしてそういった意味でまさしくコンサルタントは「水商売」=お客様からの支持、評価によって収入が左右される職業です! #
by mastacos
| 2006-01-19 15:07
| コンサルの仕事
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