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中心市街地

中小企業診断士越澤です。
ちょっとご無沙汰してしまいすいません。忙しい&意思疎通が.....(苦笑)

本日の仕事
午前~午後 総額人件費管理に関してのご提案、資料作成とプレゼン

今日の北日本新聞朝刊より転載ですが

『◆ 基本計画を早期策定 富山市、中心部活性化で
 政府がいまの通常国会に提出する中心市街地活性化法の改正案をにらみ、富山市は新年
度から具体的な活性化策などを盛り込んだ基本計画の策定に着手、全国の認定第一号を目
指す。認定されれば、国の手厚い補助メニューが使えるようになるためで、市は西武富山
店の閉店など空洞化が懸念される中心部再生やコンパクトなまちづくりへの起爆剤にした
い考えだ。』

私事で恐縮ですが、学生時代は西町(にしちょう=富山市の中心市街地)に行くのは何よりも楽しみでした。幼い頃は市電(=富山の路面電車)で、すこし大きくなると自転車で、おもちゃ~レコード、ギターの弦(私の場合は特に)~参考書などよく買いに行ったものです。まだデパートの食堂も非常に魅力的なころでした。幼稚園の時、いまは亡きタイヨーデパートの食堂で初めて「ピラフ」なるものを食べた日のことはいまでも鮮明に覚えています。また今から20年以上も前、私が富山を離れる前年ころでもまだ中心市街地のアーケード街は自転車で走るにはちょっとつらい、危ない、くらいの賑やかさ、人ごみだったと思いますが統計的にもそのころに比べ4分の1程度の歩行者通行量でしかないようです。確かに寂しい。

そして現在。あと数年でキーテナントである大型店が新装され、さぁこれからというときの別大型店の撤退だけにかなりの衝撃だったわけですが、この改正案の認定による「大店立地法に基づく煩雑な出店手続きの免除」や「財政支援」などにより活性化の勢いを衰えさせたくないところであります。

しかし撤退する店舗にしても、富山にはあまりない独自のブランドや商品を充分に持っていたわけですから、仮に再出店が早期に決定したとしても、これまでの「キーテナントとしての魅力・店舗力」以上に、「中心市街地全体としての連携」が必要であり、具体的に「共同販促の企画実施」「商品・ブランド面での棲み分け」「あらたなイメージ、情報発信と住民参加の場づくり」「地域ブランド創出」など取組んでいきたいところです。私自身も主体的に参画できないかと模索中です。
by mastacos | 2006-02-06 18:13 | コンサルの仕事


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